妊娠がわかって、産婦人科に行って一番ビックリだったのは“聴診器を使わない”診察だったこと。
病院にいったら、普通まずされるじゃない?「今日はどうしました〜?」なんて聞かれながら。そんなんだと思ってたんですよ。
そしたら検尿して血圧計って、一言二言お医者さんと話して、そんでもっていきなり別室連れていかれて看護師さんが
「はい、下着脱いでこの台に上がってください」ですよ!
えーっ?!まだ心の準備とか全然してなかったんですがぁーーー((((゜Д゜;))))
ってかもう、下半身にしか興味ナシですか、そうですか。
内科の延長っぽいもんだと勝手に思いこんでた私が悪うございましたよ・・・。

とまぁ、そんな心の動揺は隠しつつ診察台へ。
丁度お腹の上に仕切用のカーテンが引いてあるので、腰から下の様子は見えないように一応は配慮されてたりします。
そしてお医者さんがカーテンの向こうで何やら始めてたんですが、私はもう、ただただ意識をそちらに向かわせないように天井の蛍光灯を眺めて
「終われ〜っ。早く終わってくれ〜・゜(ノД`)゜・」と祈り続けていました。

しかし、悪夢はまだ終わらなかったんです。
「じゃ超音波で調べてみましょうね」とお医者さんの声。
お♪それってテレビでよく見る、お腹の上から変な機械当てて赤ちゃん見るヤツですな。
と思った矢先「はい。機械はいりま〜す」って看護師さん。
えっ!?入る?!どどどど、どこに入るのさ〜っ?!ってやっぱりそこしかないよね??ってうわ何をすふぇfdpふぁっ?#@*!&

・・・あとで本で調べて分かったことなんですが、妊娠初期(11週ぐらいまで)は経膣プローブという棒状の機械をつかって超音波検査をするんだそうです。
まだ豆粒ぐらいの大きさだから、お腹の上から見る方法じゃ小さすぎで見えないからねぇ。

宇宙人にさらわれて、体内にインプラントでも埋め込まれてしまったような、
もしくは「やめろー!やめるんだショッカー!!」と必死の抵抗も虚しく仮面ライダーに改造されてしまった気持ちとでも言うんでしょうか。
そんな喪失感と脱力感のまま、着替えを終えて診察台から最初に問診した部屋へ戻る私。
そこで待っていたのはおじいちゃん先生(このときになってやっと冷静に先生の顔が見えたw)と白黒の一枚の写真。
おお、これが赤ちゃん・・・♪ってかまだツブですな、うふふのふ♪
そして「おめでとうございます」って言われたとき、自分でも分かるぐらい顔がニヤニヤしちゃってました。

こうして驚きと喜びでパニック状態に陥りながら、初めての産婦人科受診が終わったのでした。

教訓としてはアレですよ。
「病院行く前に下調べして心の準備つけておけ」ってことです。
きになる診察代は初診料込みで6000円、案外高い;;
お財布の中身をチェックしてから行きましょうw